地域の福祉を支え続けて、52年。
社会福祉法人 周防学園が設立されたのは1972年。最初は「障害者支援施設 第一周防学園」「多機能型事業 第二周防学園」という事業からスタートしました。障害があるために自立した生活や、雇用機会を得る事が困難な人々に生活の場所を提供するほか、職業指導をしながら、利用者様の社会参加への意欲を高めて社会から認められる人材育成に努め、一人ひとりの状況に応じて安心で安全なサービス提供を行っています。その後は「介護老人保健施設 ほうらい山荘」や地域生活施設としてのグループホーム「のぞみ」「ラポールⅠ」「ラポールⅡ」の設立、地域生活支援センター「すおう」など多種多様なニーズに対応できるよう事業を展開してきました。
コンセプトは、自然と人のハーモニー。
自身をより大きく成長させ、充実した人生を送るためには自己選択と自己決定が必要だと私たちは考えています。利用者様が自己選択と自己決定を通して成長を実感し、安心と満足を得て前向きな人生を送れるよう最大限にサポートする事が私たちの使命です。また、私たちは「自然と人のハーモニー」も支援を行う上での大切なテーマだと考えています。特に周防学園は、豊前平野と周防灘を見下ろす小高い丘の上に建っており、豊前海を一望できる雄大な自然を感じられる環境です。広大な果樹園と畑を有する敷地内で、利用者様は米・野菜・果物などの農作業をはじめ、クリーニング、紙器加工、簡易作業、プラスチック成形といった個人の能力に合わせた作業を行っています。自然を身近に感じながら、利用者様はもちろん職員も心地よく過ごせる環境です。
利用者様の「人生」を考えた事業展開を行っています。
法人の設立当初は「障害者支援施設 第一周防学園」「多機能型事業 第二周防学園」などの施設運営を主な事業としていましたが、利用者様の高齢化が進むにあたり、私たちは利用者様が老後も安心して暮らせる場所を確保する事も重要な課題だと考えるようになりました。しかし、歳を重ね重度化した障害者の受け入れ先というものは、なかなか存在しません。それならば、私たちが最後まで面倒を見る覚悟を持つべきではないだろうか、そんな思いから生まれたのが「介護老人保健施設 ほうらい山荘」です。施設内にある父兄会館には、希望があれば宗派を問わず誰でも利用できる葬儀場を建て、観音像の建立や納骨堂の設置を行うなど、利用者様の人生に最後まで寄り添い続けている点も、法人の特徴であり強みです。
私たちと「これから」を歩んでくださる方を、歓迎します!
「社会福祉法人 周防学園」では、利用者様がその人らしく生きられるサービスを提供するため、専門知識の習得やケア技術向上など職員の育成に力を入れるほか、地域の福祉課題にも積極的に取り組み、地域活性化に向けた町おこし・雇用機会の創出・人の集う場所の提供など地域と密な関わりを持ち地元に根差した法人を目指しています。今後も多様化するニーズを的確に受け止め、利用者様が安心して自分らしい人生を送れるよう寄り添い続けたい。そんな私たちの思いに共感し、共に歩んでくださる方をお待ちしています。